8日、京都競馬場で行われた第14回ファンタジーS(2歳牝、GIII・芝1400m)は、川田将雅騎手騎乗の8番人気
タガノエリザベート(牝2、栗東・松田博資厩舎)が、道中は最後方を追走。直線に向いて大外から豪快に追い込むと、先に抜け出していた5番人気
ベストクルーズを3/4馬身差交わして優勝した。勝ちタイムは1分21秒2(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には3番人気
グレナディーンが入り、1番人気
ラナンキュラスは好位から伸びきれず4着に敗れた。
勝った
タガノエリザベートは、父スペシャルウィーク、母ストレイキャット(その父Storm Cat)。叔父にゼンノロブロイ(天皇賞・秋-GI、
ジャパンC-GI、有馬記念-GI)がいる血統。8月30日の小倉・芝1200mでデビュー勝ちを飾り、ききょうS(OP)5着、デイリー杯2歳S(GII)6着を経てここに臨んでいた。通算成績4戦2勝(重賞1勝)。
鞍上の川田将雅騎手は
キャプテントゥーレで制した朝日チャレンジC(GIII)に続く今年のJRA重賞4勝目で、通算15勝目。管理馬によるワンツーフィニッシュを決めた松田博資調教師は、
ブエナビスタで制したオークス(GI)に続く今年のJRA重賞4勝目で、通算では49勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。