JRAは9日、07年フェブラリーS(GI)を制した
サンライズバッカス(牡7、栗東・音無秀孝厩舎)が、同日付で競走馬登録を抹消すると発表した。なお今後は、地方競馬(大井競馬場)に転厩する予定となっている。
サンライズバッカスは、父ヘネシー、母がフラワーC(GIII)勝ち馬の
リアルサファイヤ(その父リアルシャダイ)。近親に今年の日本テレビ盃(交流GII)、マーキュリーC(交流GIII)を制した
マコトスパルビエロがいる血統。
05年武蔵野S(GIII)では、後にGI・7勝を挙げる
カネヒキリを破り重賞初制覇。その後は1年以上勝利から遠ざかっていたが、07年平安S(GIII)2着から臨んだフェブラリーSでは
ブルーコンコルド、シーキングザダイヤら強豪を退け、GI初制覇を飾った。その後は帝王賞(交流GI)3着、JBCクラシック(交流GI)3着、ジャパンカップダート(GI)3着(いずれも07年)など、GI競走で好走を見せていたが勝ち星を挙げることはできず、前走のエルムS(GIII)では12着に敗れていた。通算成績33戦6勝(うち地方6戦0勝、重賞2勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。