2000年の函館記念を勝つなど重賞戦線で活躍したクラフトマンシップ(牡8、美浦・後藤厩舎)は、7月30日付でJRAの競走馬登録を抹消し、競走生活を退くことになった。引退後は、ノーザンホースパークで乗馬となる予定。
クラフトマンシップ(父フレンチグローリー、母ワーキングガール)は、97年にデビューし、初勝利に8戦を要したものの、徐々に力をつけて、00年、01年の函館記念を共に14番人気でそれぞれ1、2着して穴をあけるなど、函館競馬場に好相性を見せた。2002年は同レース5着、今年は10着でこれが現役最後のレースとなった。通算成績は53戦5勝。