初タイトルへシロッコ&ウェイブ兄弟併せ馬/中山金杯追い切り

2010年01月04日 12:04

 実力は五分と五分。大久保洋厩舎2頭、{horse=2003105155:トウショウシロッコ}と{horse=2005100667:トウショウウェイヴ}の兄弟が気力に満ちた併せ馬を敢行した。美浦坂路を1本駆け上がったあとWへ移動。内にウェイヴ、外はシロッコ。並んで直線に向くとともに強めに追われ、6F82.7-37.9-12.7秒で並入。手応えはややウェイヴが優勢だったが、シロッコもラストまでしっかり伸びていた。

 「2頭ともにまずまずの動き。良かったんじゃないかな」と大久保洋師は納得の表情。兄のシロッコは2走前の福島記念で首差2着。改めて重賞でもやれるだけの手応えをつかんだ。「前走(ディセンバーS5着)は少し重めが残っていた。流れが速くなってくれれば」と差し脚に期待する。

 一方、弟のウェイヴは結果の出ていない右回りがひとつのカギとなる。「ケイコではブリンカーを着けたりハミを替えたり、工夫をしている。その効果がいくらかありそうなので」と課題の克服に意欲を見せる。2頭ともに勝てば待望の重賞初勝利。どちらにも色気を持って、初春の舞台に立つ。

提供:デイリースポーツ

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。