ハードな調教で気合を注入した。
キョウエイアシュラは栗東坂路を1本駆け上がってからDPへ移動。
ピースオブパワー(4歳500万下)を6Fで1.9秒と大きく追走する形でスタートした。
外を回るパートナーに対し、向正面で内めを通りながら徐々に差を詰めていく。ラストは内から馬体を並べる形でゴールを目指した。楽な手応えの相手に、ステッキを振りかざして懸命に対抗。脚色が一杯になりながらも並入に持ち込んだ。
たたき出した時計は6F76.9-37.5-12.0秒。騎乗した小林慎(レースは三浦)には好感触が残った。「前半が速くなったので追走には苦労したが、しまいまでしっかりとしていた。内にモタれるところは相変わらずだが、歩様に硬さが感じられないし、いい状態にきていますね。体がふっくらとしているので、これだけビッシリとやれるんです」と目下の充実ぶりをアピールした。
提供:デイリースポーツ