第19回アーリントンC・GIII(芝1600m)は27日、阪神11Rに16頭で争われ、逃げた5番人気の
コスモセンサーが、1番人気の
ザタイキ(2着)の猛追を振り切り、重賞初Vを飾った。勝ちタイムは1分34秒8。3着は8番人気のレト。
二枚腰で追撃を振り切った。「馬がよく頑張ってくれました。スタートが速くて、
スピードも根性もある」と石橋脩の笑顔がはじける。年明けのフェアリーSで重賞初Vを挙げたばかりだが、早くも2度目のGタイトルをつかんだ。「
ポンポンと勝ててうれしい」。牡馬、牝馬のお手馬がそろった春に期待を寄せる。
西園師も「“何も行く馬がいなかったら行ってもいい”と話していた。阪神マイルの外回りは遅くなるし、読み通り」としてやったりだ。今後はNHKマイルC(5月9日・東京)へ直行。「ジョッキーと厩舎の相性もいいので。このコンビで行きます」と力を込める。父キングカメハメハが制した大舞台へ、フレッシュな人馬が突き進む。
提供:デイリースポーツ