キンシャサノキセキ文句なしの動き/高松宮記念

2010年03月25日 12:05

 {horse=2003110212:キンシャサノキセキ}の最終追い切りは文句なしの動きだった。美浦Pに登場するなりツル首にして気合乗りの良さを誇示。それでいて鞍上のコントロールは利き、最初の2Fを15.3-15.0秒のラップで推移。メリハリのついたパフォーマンスは、心身両面の充実ぶりを物語っていた。

「しまいはズルさを出す時がある馬だけど、けさはきちんとハミを取っていた。大人になった」と菅沼助手は大きくうなずいた。堀厩舎の通常の総仕上げは4F追いが基本パターン。タイム自体は平凡ながら、中2週でも5Fから67.3-37.0-11.7秒をマークしたのは道悪の前走オーシャンSを制したあともダメージがない証拠だろう。

 悲願のGI初Vへ、重賞3連勝中と勢いのある今年は最高レベルのステップを刻んできた。四位も「スタートに気をつけて、いい流れに持っていければ。メンバー的にもチャンス。大きなタイトルを獲らせてあげたい」と意気込んだ。

 {horse=2006103963:エイシンタイガー}は栗東坂路で4F53.8-38.9-12.2秒を計時。単走追いだったが、ラストは自らハミを取って加速した。「しまいだけサッと。動きは良かった」と池添も笑顔を見せる。シルクロードSのあとは短期放牧へ。立て直した効果に「あのときは使い詰めだった。今は柔らかみがあっていいかなって思う」と感触をつかむ。西園師も自信満々。前走の敗因に触れ「スローの外枠。セパレートを走らされた。それが敗因だから問題ない」と巻き返しに力を込めた。

提供:デイリースポーツ

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