キーンランド競馬場で11日、3歳牝馬限定戦G1クイーンエリザベス2世チャレンジC(芝9f)が開催される。10頭が出走を予定している中、有力視されるのは、6月のG1マザーグースSと7月のG1・CCAオークスでニューヨーク牝馬2冠を達成したスポークンファー Spoken Fur(父Notebook)。
3冠を目指した8月のG1アラバマSで、1番人気を裏切り3着に敗れたスポークンファーは、前走のG1ガゼルHで3着と敗れたが、ここが初の芝挑戦となる。スポークンファーを管理するR.フランケル調教師は、先週のG1ベルデイムSで1シーズンG1最多勝を獲得したが、記録更新なるか注目される。一方、目下7戦5勝の実績を持つフランスからの遠征馬メイドンタワー Maiden Tower(父グルームダンサー)は、5月の仏G1プールデッセデプーリッシュ(仏1000ギニー)で2着となった後の前走、仏G2サンドリンガム賞に快勝した。また、今年の英オークス勝馬カジュアルルック Casual Look(父Red Ransom)も出走を予定。