実りの秋に向け、結果を残したい。美浦坂路で{horse=2004110153:フライングアップル}が、軽快な動きを披露した。アムールマルルー(4歳1000万下)の2馬身後ろからスタート。スムーズな脚さばきでぴったりと折り合い、ラストまで馬なりのまま1F12.2秒で先着。全体の時計も4F52.2秒でまとめた。見届けた藤沢和師は「うん、順調。権利も獲れていたから、ここを目標に乗り込めた。体調もいいからね」と満足げにうなずく。見据える先は秋のGI。素質馬が3年3か月ぶりの勝利を狙う。
{horse=2004105779:ダイシングロウ}は栗東CWで単走し、テンから軽快な脚さばきをアピール。6F82.5-38.4-11.9秒の好時計をたたき出した。「攻め馬は動くしな。いつも通り、この馬の仕上がりになっていると思う。ハンデ(54キロ)もこんなもんやろ」と松田博師は胸を張る。近走はなかなか結果が伴わないが、状態面は申し分なし。オープン初勝利に向けて態勢は万全だ。
提供:デイリースポーツ