カナダ・ウッドバイン競馬場で19日、ワールドレーシングシリーズ第7戦目となるG1カナディアンインターナショナル(3歳上、芝12f)が開催された。
優勝したのはイギリスからの遠征馬フェニックスリーチPhoenix Reach(牡3、父Alhaarth)。フェニックスリーチはG1初優勝をあげた。1番人気に推されたブライアンボルーBrian Boru(牡3、父Sadler's Wells)は3着。
昨年6月に競走デビューを果たしたフェニックスリーチは、1年以上のブランクを経て、今季緒戦となった7月のメイドンレースに優勝。続く英G3ゴードンSで連勝を果たした後、前走のG1英セントレジャーSで、ブライアンボルーの3着となった。伯父に、凱旋門賞を勝ったキャロルハウスがいる血統。
一方、連覇を狙っていたローラ・ド・サルー厩舎のバリンガリーBallingarry(牡4歳、父Sadler's Wells)は、レース前日に右飛節を傷めたことが原因で出走を回避した。