91年の宝塚記念(GI)勝ち馬で、現在はメジロ牧場で余生を送っているメジロライアン(牡23)が7月4日、グランドオープンした函館競馬場でファンとの再会を果たした。
昼休みに宝塚記念優勝時のゼッケン番号「1」をつけて登場した同馬は、パドックを周回後、横山典弘騎手を背に本場場へ。4コーナーの引き込みからスタンド前で軽いキャンターを披露。最後はデットーリばりに馬から飛び降りて、ファンの目を楽しませた。
同馬は父アンバーシャダイ、母メジロチェイサー(その父メジロサンマン)という血統。通算成績は19戦7勝(重賞4勝)。07年の種付けを最後に種牡馬生活を引退し、現在はメジロ牧場で功労馬として過ごしている。