5日、川崎競馬場で行われた5R(ダート1500m)で、船橋競馬所属の川島正行調教師(62)が管理するアミーゴ(牝3)が優勝。この勝利で、川島調教師は通算1000勝を達成した。記録の確認できる1973年以降に新規開業した南関東4競馬場所属の現役調教師では初めての快挙となる。
川島正行(かわしま まさゆき)調教師は1947年9月27日生まれ、千葉県出身。64年に船橋・林正夫厩舎から騎手デビュー。77年〜79年のダイオライト記念3連覇など、87年までに通算6668戦786勝を挙げた。
90年7月に調教師として初出走を果たし、94年、00年、02〜08年にNARグランプリ最優秀調教師賞、09年に最優秀賞金収得調教師賞を受賞している。5日川崎5R終了時点での通算成績は3481戦1000勝(重賞94勝、JRA29戦0勝)。
これまでの主な管理馬にはサクラハイスピード(川崎記念)、ネームヴァリュー(帝王賞-交流GI)、アジュディミツオー(東京大賞典-交流GI・2勝、帝王賞、川崎記念、かしわ記念-交流GI)、フリオーソ(帝王賞2勝、ジャパンダートダービー-交流GI、全日本2歳優駿-交流GI)などがいる。
なお、22日(木)に船橋競馬場にて、1000勝達成の表彰式が行われる予定となっている。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。