鼻差の惜敗に涙をのんだ。4番人気に推された{horse=2004102878:バトルバニヤン}は2着。中団から直線の外を鋭く伸びたが、勝ち馬にはわずかに届かなかった。写真判定の結果に、和田は「馬場が荒れ出してきたので早めに外へ出した。手応えは良かったですよ。ベストといえばベストポジションだし、スムーズに行ったんですが…」とガックリ肩を落としていた。
{horse=2006102847:ナリタクリスタル}は4着。昇級戦で重賞初Vを狙ったが、思いは届かなかった。「もうちょっとだったけどね。しまいは伸びそうで伸びなかった」と幸は振り返る。勝負どころで置かれそうになり、少し前との差が開いたのが悔やまれる。「4角で馬込みに突っ込むときにちゅうちょした。でも、まだ良くなりそうですよ」。伸び行く4歳馬。これからの飛躍を感じ取っていた。
提供:デイリースポーツ