ナカヤマフェスタ、僅差の2着に惜敗/仏G2・フォワ賞

2010年09月12日 23:45

 現地時間12日、仏・ロンシャン競馬場で行われたフォワ賞(4歳上、仏G2・芝2400m、6頭立て)に、日本からナカヤマフェスタ(牡4、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)が蛯名正義騎手騎乗で出走。道中は終始3番手を追走し、直線に入り仕掛けると徐々に先頭との差を縮め、内で粘ったダンカン Duncanから3/4馬身差の2着に入った。

 勝ったのはW.ビュイック騎手騎乗のダンカンで、勝ちタイムは2分35秒90(重)。ナカヤマフェスタから1馬身差の3着にはティモス Timosが入っている。

◆二ノ宮敬宇調教師のコメント
「装鞍所ではやる気がみなぎっており、パドックでは多少心配なくらいでしたが、返し馬では上手く馬の後ろで抑えることができました。蛯名騎手とは、ペースが遅くなることを想定して我慢のレースをするように話しました。レースについては、スタートが非常に良く上手く折り合いもつけることができました。その分余力が残っており、終いも伸びたのではないかと思います。トライアルとして非常にいい走りができました。馬についてはレース後もすぐに息が入り、順調です。本番は今日よりもペースが速くなり頭数も増えると思うので、少しでも馬を良い状態にして本番を迎えたいです。」

◆蛯名正義騎手のコメント
「久しぶりのレースということもあり、ややテンションが高めでした。レース中も少し力んでいましたが、引っかからずに良いテンポで走ることができました。折り合いもスムーズで、トライアルとして申し分のない走りができたのではないかと思います。結果は2着でしたが、ペースが遅かったので仕方がないかなと思います。」

【勝ち馬プロフィール】
◆ダンカン(牡5)
父:Dalakhani
母:Dolores
母父:デインヒル
厩舎:英・J.ゴスデン
主な戦績:09年コロネーションC(英G1)4着、10年ハードウィックS(英G2)2着など

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。