14日、香港・シャティン競馬場で行われた香港マイル(香G1・芝1600m)は、直線半ばで日本のローエングリンが先頭に立ったが、内外から2頭に差され、勝ち馬から1.1/4馬身差の3着に惜敗した。勝ったのはラッキーオーナーズ Lucky Owners(牡4、香)で、2着はボウマンズクロッシング Bowman's Crossing(セン6、香)。香港所属馬のワンツーフィニッシュとなった。勝ちタイムは1分34秒3。日本のアドマイヤマックスは先団から直線ローエングリンと叩き合い4着、テレグノシスは後方から伸びきれず7着に終わった。
勝ったラッキーオーナーズは父デインヒル、母Miss Priorityという血統で、叔父に豪州の名馬マイトアンドパワー Might and Powerがいる。前走のインターナショナルマイルトライアル(香G2)に勝ち、2連勝でここに臨んでいた。通算成績は11戦7勝(2着3回)。F.コーツィー騎手、A.S.クルーズ調教師のコンビは香港スプリントに続く連勝となった。