素軽いフットワークが好調ぶりを物語る。{horse=2004102874:エノク}は坂路を軽快に駆け上がって、4F63.1-46.3-15.2秒。「中1週だが、状態はキープできている」と音無師は胸を張った。前走は中団からジリジリと伸びて3着。「千四でも走るには走っているが、最後の方は余裕がなかった。千二の方がいいと思う。ニシノコンサフォスあたりが引っ張ってくれれば、流れは向きそう」と腕を伏す。
その{horse=2000100965:ニシノコンサフォス}はプールで調整。「追い切りも良かったし、まずまずの仕上がり。10歳馬なので、あまり期待するのも酷だけど、寒い時季はいいので楽しみ」と宮本師は6か月ぶりの復帰戦に期待を寄せる。ハンデ57キロも「大型馬なので」と意に介さない。
{horse=2006100106:セイクリムズン}は叩き2戦目。3-1-0-0を誇る京都のダートで存在感を見せつけたい。「前走は少しもたもたしていたが、使ったことで型通りに良くなっている。走り慣れた条件だから、やりやすいと思う」と服部師は力を込めた。
格上挑戦でオープン特別を制した{horse=2005102682:マハーバリプラム}は、坂路でウォーミングアップ。安田師は「涼しい時季が全く駄目というわけではないが、暑い時季の方が調子がいい馬だからね。何とか頑張ってほしい」と控えめだった。
提供:デイリースポーツ