01年の大井記念を勝ったドラールアラビアン(牡9、父アラジ 母Indict 英国産)が昨年8月のゆりかもめオープン(大井・1790m)8着を最後に現役生活を引退し、種牡馬となることがわかった。
同馬は3歳1月に大井競馬からデビューすると、いきなり5連勝。6戦目に4着と初めて土をつけたが、その後再び3連勝を達成するなど一躍スターダムに駆けあがった。重賞は大井記念の1勝だが、00年の帝王賞ではファストフレンドのハナ差2着など、ハイレベルな活躍でファンを大いに湧かせた。通算成績は39戦12勝。
同馬は史上初めて欧州・北米で同時に2歳チャンピオンとなったアラジ(父Blushing Groom)の産駒。なおアラジは98年から日本で繋養されていたが、02年のシーズン終了後、スイスへ輸出されている。