ジャミールは栗東坂路で4F52.9-38.4-13.2秒。
ラブリイステラ(2歳未勝利)に半馬身遅れた。それでも、ケイコをつけた安藤勝は「調教だと相手と同じくらいに走るからね。いい意味で変わってないし、状態は安定している」と納得の様子だ。
安定した成績は残しているが、なかなか勝ち切れない。主戦は「ある程度行くと、止まることはないが、ジリジリとしか伸びない。脚をためて、しまいにかける方がいいかもしれない。馬場と枠順を見て考える」と、何通りか作戦を考えていた。
美浦坂路でゴール前一杯に追われて先行する僚馬2頭と並入した
トウショウウェイヴ。4F54.2-36.1-11.4秒の時計に「思ったより速くなったけど、九分以上追ったからね。前走がケイコ代わりになって出来は上がっている」と、大久保洋師は上積みを強調した。その前走、毎日王冠は最下位10着。「苦手な雨で上滑りする馬場。相手は去年より小粒。良馬場なら」と逆襲を誓った。
提供:デイリースポーツ