新馬戦、豪州産SS産駒ヴリルが快勝

2004年02月01日 14:15

 1日、東京・京都競馬場で新馬戦が計3鞍行われた。

 東京6R(芝1800m)は、D.バルジュー騎手騎乗の2番人気ヴリル(牡3、美浦・国枝栄厩舎)が好位から直線抜け出して快勝。勝ちタイムは1分51秒6。父サンデーサイレンス、母ファントムクリークという血統。同馬は9月26日のオーストラリア生まれで、北半球の馬とは約半年遅生まれながら、見事初戦を飾った。JRAでの外国産SS産駒勝利は03年にアメリカ産のエイシンイイデサン(牡4、栗東・北橋修二厩舎)が勝って以来2勝目。

 なお、大型馬として話題を集めていたシルクオーディン(牡3、美浦・成島英春厩舎)は614キロで出走。直線外から上がっていって見せ場をつくったが、伸びを欠き7着に敗れた。ちなみに、JRA最高体重出走馬は98年1回中京3日7Rに620キロで出走したビッグサプライズ(10着)。

 東京3R(ダート1300m)は、松岡正海騎手騎乗の5番人気バトルコロナ(牝3、美浦・小林常泰厩舎)が直線大外から鋭く伸びて、粘る2番人気レディバイタルをゴール前でかわして優勝。勝ちタイム1分22秒6。父スペシャルウィーク、母マガリーダーという血統。1番人気のマイネパルティータは7着。

 京都6R(芝1800m)は、O.ペリエ騎手騎乗の3番人気ジョーファング(牡3、栗東・柴田光陽厩舎)が好スタートから逃げると、直線2番人気クイーンアイリスと1番人気ゴールドマジンガーの追い込みを振り切って快勝。勝ちタイムは1分50秒4。父ミラクルアドマイヤ、母ジョーエスペランスいう血統。ミラクルアドマイヤ産駒は、1月17日京都のカンパニーに続き新馬戦2勝目。

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