プレミアムボックスなど重賞ウイナー3頭が登録抹消

2010年12月08日 21:00

 JRAは8日、09年京阪杯(GIII)など重賞3勝を挙げたプレミアムボックス(牡7、美浦・上原博之厩舎)、08年フローラS(GII)の覇者レッドアゲート(牝5、美浦・高木登厩舎)、09年クイーンS(GIII)を制したピエナビーナス(牝6、栗東・南井克巳厩舎)の3頭が、同日付で競走馬登録を抹消したと発表を行った。

 プレミアムボックスは父アドマイヤベガ、母チャッターボックス(その父ターゴワイス)という血統。近親にアリゼオ(毎日王冠-GIIなど重賞2勝)、ワンモアチャッター(朝日チャレンジC-GIII)などがいる。09年京阪杯の他、08年オーシャンS(GIII)、09年CBC賞(GIII)を制し、短距離重賞の常連として息の長い活躍を見せた。通算成績34戦8勝(重賞3勝)。今後は乗馬となる予定。

 レッドアゲートは父マンハッタンカフェ、母セカンドチャンス(その父スキャン)という血統。伯父にテイエムメガトン(ダービーグランプリ-交流GIなど重賞2勝)がいる。08年フローラSを制し、続くオークス(GI)では2番人気に支持されていた(6着)。その後低迷が続いたが、今年の日経新春杯(GII)では最低人気ながら3着に健闘した。通算成績33戦2勝(重賞1勝)。今後は茨城県稲敷郡美浦村の松風馬事センターにて繁殖馬となる予定。

 ピエナビーナスは父フジキセキ、母オープニングタイトル(その父Caerleon)という血統。格上挑戦となった09年クイーンSで9番人気の評価を覆し快勝した。その後は勝ち星を挙げることができず、今年のクイーンSは10着に敗退。これが最後のレースとなった。通算成績28戦5勝(重賞1勝)。今後は北海道沙流郡日高町のファンタストクラブにおいて繁殖馬となる予定。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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