8日、東京競馬場で行われた共同通信杯(G3・1800m)は、北村宏司騎手騎乗の4番人気マイネルデュプレ(牡3、美浦・畠山吉宏厩舎)が鮮やかな差し切り勝ち。勝ちタイム1分47秒4。2着に1番人気アポインテッドデイ、3着には5番人気ナムラシーザーが入った。
勝ったマイネルデュプレは父ペンタイア、母マイネカトリーヌ(その父トニービン)という血統。重賞初挑戦となった東京スポーツ杯2歳S(G3)ではアドマイヤビッグの7着だったが、前走ひいらぎ賞(500万)ではしっかりと勝ちをおさめていた。なお、同レースは01年エルコンドルパサー、94年ナリタブライアンなどG1馬を輩出した出世レース。通算成績5戦3勝。
鞍上の北村宏司騎手は00年9月の新潟3歳S(G3)をダイワルージュで勝って以来、約3年5ヶ月ぶりの重賞勝ちで、通算5勝目。管理する畠山吉宏調教師は、00年3月の初出走以来、4年目にして重賞初勝利となった。