ヴィクトワールピサ、1枠活かしてグランプリ制圧へ/有馬記念

2010年12月25日 12:02

 態勢は整った。金曜の{horse=2007102923:ヴィクトワールピサ}は栗東坂路を1本。4F64.5-47.1-15.0秒で軽快に駆け上がった。「強い負荷をかけずに、普段通りのトレーニング。非常にいい雰囲気だし、悔いのない状況で力を発揮してほしいというのが一番の思い」と清山助手は納得の表情を見せた。

 引き当てた枠は最内の1枠1番。中山のラチ沿いをスルリと抜けてきた弥生賞とオーバーラップする。「最短の距離を走れるし、うまく立ち回ってしっかりと能力を発揮できるでしょう。ジョッキーがプラスに考えてくれたらいいですね」。

 レベルが高いと言われる3歳勢から、ローズキングダムが戦線を離脱。同世代のGI馬の出走は3頭となった。「ダービーと比べても、心身ともに成長している」。レベルアップした皐月賞馬がグランプリ制圧を狙う。

 主導権を握るのはこの馬か。ダービー馬が積極策で輝きを取り戻す。金曜の朝、{horse=2007102951:エイシンフラッシュ}は軽く栗東CWを1周。気合を内に閉じ込めてリズム良く駆けた。藤原英師も「雰囲気はいいよ。前走も良かったが、それを維持している」と納得の表情を見せた。

 菊花賞を筋肉痛で回避して、ジャパンCは仕切り直しの一戦だった。8着に敗れたが、今度は違う。「1度使って、落ち着きが出ている。ジョッキーも(休み明け)2回目の方が乗りやすいだろう」。そう言って、巻き返しへ力を込めた。

提供:デイリースポーツ

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