木曜に受けた障害試験で、なんと1マイル102秒台をマーク。通常、106秒台なら「初戦から好勝負」といわれており、これは破格の走破時計。単走ながら、スイスイ飛んでまったくブレーキをかけるシーンなし。まさに天才的な飛越センスを見せつけた。

　平地時代は、ダートの中距離戦を主体に使われていた馬で、スタミナ面の裏付けも十分。さらに、2キロ減＝大庭騎手とのコンビも大きな魅力だろう。たとえ平地上位馬との戦いになったとしても、飛越ごとに難なくリードを奪えるはず。初戦勝ち濃厚とみる。