阪神5R(芝2000m)は、安藤光彰騎手騎乗の5番人気レガシーエンプレス(牝3、栗東・吉岡八郎厩舎)が、早めに抜け出した断然1番人気のダンツスプリングを内から鋭く伸びてかわすと、さらに3馬身差をつけ優勝。勝ちタイムは2分06秒6(良)。父パラダイスクリーク、母レガシークラウド(その父アーミジャー)という血統。祖母の半兄には93年のジャパンCを勝ったレガシーワールドがいる。3着にはトーセンファイナルが入った。
なお、96年の4歳牝馬特別(G2、現フィリーズレビュー)を制しオークスでは3着に入ったリトルオードリーの半妹マコトソブリンは逃げたが5着に敗れた。
阪神6R(ダート1400m)は、四位洋文騎手騎乗の1番人気アップルマティーニ(牝3、栗東・森秀行厩舎)が、道中2、3番手から直線早めに抜け出し、そのまま押し切って快勝。勝ちタイム1分27秒9(良)。父Rahy、母メヤディーニ(その父Mr. Prospector)という血統。父Rahyは01年ブリーダーズCターフ(米G1、芝2400m)を制したファンタスティックライトや、98年クリスタルC(G3、芝1200m)を制したトキオパーフェクトなど幅広い距離で活躍する産駒を輩出。2.1/2馬身差の2着は直線インから追い込んだサイレントアスク、さらにハナ差で3着にマニフィサンス。
97年の有馬記念を勝ったシルクジャスティスの全妹シルクグレイスフルは7着に敗れた。