13日、阪神競馬場で行われた阪神スプリングジャンプ(J・G2、芝3900m)は岩崎祐己騎手騎乗の7番人気マイネルイースター(牡5、栗東・加用正厩舎)が序盤から好位でレースを進め、直線逃げ粘る1番人気のシアトルリーダーに1/2馬身差をつけ重賞初勝利を飾った。勝ちタイムは4分21秒6(良)。3着にはやや直線伸びを欠いた2番人気ギルデットエージが入った。
勝ったマイネルイースターは父ラストタイクーン、母オールセインツデイ(その父Alydar)という血統。障害に転向後、初勝利に12戦を要したものの、重賞初挑戦となった今回、鞍上の岩崎祐己騎手と共に重賞初制覇となった。通算成績は28戦3勝(うち障害レース17戦2勝)。なお管理する加用正調教師は、エイシンガイモンで勝った99年のセントウルS(G3)以来の勝利で、障害レースでは初重賞制覇。