ドナウブルー、ソフトな内容で最終調整/フィーリーズレビュー

2011年03月18日 12:09

 仕切り直しの一戦に向け、改めて気合を注入した。ディープインパクト産駒の{horse=2008103250:ドナウブルー}は、栗東坂路でハスラー(3歳未勝利)と併せ馬。父譲りの小さな馬体を大きく使ってしまいを伸ばすと、パートナーに0.3秒差の先着。4F54.7-40.2-12.9秒のタイムをマークした。

 またがった荻野要(レースはリスポリ)は「指示通り。特にテンションも上がっていないし、追い切り後もゆったりと歩いて帰ってきた。状態は先週と変わらないですね。キープできていると思う」と笑顔を見せる。見届けた石坂師も「この馬にとってはソフトな内容」と納得の表情を浮かべた。

 最終追いとなるはずだった9日は、坂路で4F54.8秒を計時。程よい負荷をかけた併せ馬で締めくくっていた。「賢い馬なので、先週が競馬だと思っただろうけど、これで今週だと分かってくれたと思う。先週の時点で仕上がっていたから不安はあったが、今も落ち着きがあって、体はふっくらとしている」と指揮官は胸を張る。1週延期の影響は軽微とみて良さそうだ。

 前走のシンザン記念5着後は、予定通りに放牧を挟んでリフレッシュ。「初めての放牧がプラスに出るかマイナスになるか分からなかったが、短い期間でビックリするぐらいの効果があった」と体質的、精神的な成長をアピールした。

 初めての阪神、初の7F戦にも意欲的だ。「前走は引っ掛かっていたから、1F短くなったことで折り合いはつけやすいと思う。(クラシック戦線には)ほかにも強い馬がいるが、まずはここをきっちりと」。期待の素質馬が、花盛りの仁川を見据えて結果を出す。

提供:デイリースポーツ

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