【栗東】
　皐月賞(24日・東京)へ向けて、出走予定馬が2週前追い切りを行った。サダムパテックは坂路で4F53.1-38.5-12.3秒をマーク。「理想的な調教ができた。順調そのもの」と西園師。今年は東京での開催に、「助手は左回りの方がいいと言っている。普通に競馬ができれば」と自信の表情を見せた。池江厩舎の2騎ダノンバラード、カフナはともに坂路で、バラードが4F52.9-37.9-12.0秒。カフナが4F58.4-42.3-13.9秒。池江師は「バラードは、ある程度攻めをやらないと気が乗らないタイプ。キッチリとやっておけば走る馬ですから。カフナはレースが上手。ゲートもスムーズだし、柔軟性がありますからね」と好感触だった。

　3日の阪神6Rで無傷の2連勝を飾ったムスカテールに、「ダートの端午S(5月1日・京都)か、芝も視野に入れて」と友道師は話し、ダービーTRへの参戦も示唆した。小倉の芝桜賞を快勝したビットスターダムは橘S(24日・京都)へ。「子どもっぽいし、まだまだ良くなってくると思う」と大根田師。

【美浦】
　皐月賞へはプレイが追い切られた。Wで6F81.7-38.4-12.7秒。一杯に追われ、力強い動きを見せた。斎藤師は「ゴーサインに反応し、沈み込むようなフォームでいい走りだった」と上々の手応え。弥生賞で11着に敗れたターゲットマシンは、青葉賞(30日・東京)かプリンシパルS(5月7日・東京)の予定。

提供：デイリースポーツ