27日、阪神競馬場で行われた毎日杯(G3・芝2000m)は、福永祐一騎手騎乗の2番人気キングカメハメハ(牡3、栗東・松田国英厩舎)が、道中3番手から直線早めに抜け出すと、前に位置したマイネルマクロス、シェルゲームらを寄せつけず、2着に2.1/2馬身差をつけて圧勝、重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは2分1秒2(良)。2着は1番人気でG1・6勝のアグネスデジタルの半弟シェルゲーム、3着は3番人気マイネルマクロス。上位人気3頭の決着で、3連複は200円と低配当になった。
勝ったキングカメハメハは父Kingmambo、母マンファス(その父ラストタイクーン)という血統で、半兄には00年サンタアニタダービー(米G1)を制したThe Deputy(父Petardia)がいる。通算5戦4勝。鞍上の福永祐一騎手は同レース初制覇で、重賞は通算31勝目。管理する松田国英調教師は、02年にクロフネ(父French Deputy)で制しており、同レース2勝目。重賞は通算28勝目。