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樫3勝・松田博師はマルセリーナの課題クリアへ自信/オークス

2011年05月17日 12:03

府中でも力を見せつける桜花賞馬マルセリーナ

 主役として、府中に駒を進める。1強から混戦へと急転した桜花賞。ディープインパクトの初年度産駒マルセリーナは、父譲りの末脚を発揮してみせた。しかも、ただ勝ったのではない。オークスでの2冠達成への大きな可能性を感じさせる内容でニューヒロインの座をつかんだ。

「前走はアカンと思った。前があいてくれたので運があった」と松田博師は振り返る。スタートで挟まれて、後方からの競馬を強いられた。直線では前の馬が壁になって進路を阻む。それでも、わずかにあいたスペースを見つけると、瞬く間に抜け出し先頭でゴールを駆け抜けた。「一番苦しい競馬をしていた」と改めて能力を評価する。

 中間の調整からも視界は良好だ。11日には栗東CWを馬なりで、6F89.2-42.7-13.3秒のタイムをマーク。「もう少ししまいを伸ばしてほしかったが、動きは良かった。毛ヅヤは良くなってきているし、肩にも筋肉がついてきている」と確かな成長を口にした。

 牝馬には負けなしのGI馬とはいえ、課題をクリアしなければ栄冠はない。過去4戦は全て関西圏でのマイル戦。初めての東上、未知の距離が待ち受けている。「3歳牝馬では適性よりも能力が出やすい」と語る師は樫3勝(88年コスモドリーム、93年ベガ、09年ブエナビスタ)の実績。冷静な表情に自信がのぞく。

 先週激闘を繰り広げたブエナビスタアパパネに続く3年連続、史上13頭目の桜花賞&オークス制覇へ。今年、歴史に名を刻める資格を持つのは1頭しかいない。浮上した英GI・コロネーションS(6月17日・アスコット)への遠征プランを見送り、国内戦に集中。牝馬2冠達成で偉大な先輩に近づく。

提供:デイリースポーツ

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