ハウスバスターやガルチ Gulchなどの米チャンピオンスプリンターらが優勝馬として名を連ねているカーターH(米G1・ダート7f)が10日、アケダクト競馬場で開催され、ブラジル産ピコセントラル Pico Central(牡5、父Spend a Buck)が、1番人気ストロングホープ Strong Hope(牡4、父Grand Slam)を下して快勝した。昨シーズン、ブラジルのチャンピオンスプリンターに選出されたピコセントラルは、1月にサンタアニタのクレイミングレースで北米デビューを果たした際、2着に入線。しかし1位入線のライドアンドシャイン Ride and Shineが進路妨害と判定され、降着となったためにピコセントラルが繰り上がり優勝となっていた。続くサンカルロスH(米G2)では、単勝44.0倍と人気薄ながら快勝。これで北米3連勝となった。次走は5月31日のメトロポリタンH(米G1)で、再びストロングホープと対戦する予定。