99年のブリーダーズゴールドC(交流G2)など交流重賞5勝を挙げたスノーエンデバー(牡9、上山・太田勝雄厩舎)が、地方競馬の登録を抹消した。今後の予定については未定となっている。
同馬は父東京ダービーの勝ち馬キングハイセイコー、母スターランズ(その父プロント)という血統。96年5月に公営・新潟の高田功厩舎からデビューし、97年にJRAの栗東・森秀行厩舎に転厩。芝路線を使われ、97年アルゼンチン共和国杯(G2)でタイキエルドラドの2着に入り、同年のジャパンC(G1、13着)にも挑戦した。中央入りして初めてのダート戦となった99年群馬記念(交流G3)を快勝すると、同年は佐賀記念(交流G3)、ブリーダーズゴールドC(交流G2)、日本テレビ盃(交流G3)、さくらんぼ記念(交流G3)と交流重賞4連勝を達成した。02年東海S(G2)14着を最後に、上山競馬に移籍。上山競馬では重賞の花笠まつり賞を制すなど、4戦2勝、2着1回、3着1回の好成績を残したが、同競馬が03年11月11日に廃止となり、02年9月の上山城大賞典(3着)が最後のレースとなっていた。通算51戦14勝(JRA31戦4勝)、重賞通算6勝。