18日、中山競馬場で行われたベンジャミンS(3歳OP・芝1800m)は、柴原央明騎手騎乗の3番人気カンパニー(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)が、中団待機から直線抜け出すと、大外から伸びてきた6番人気トーセンアルタイルに1.1/4馬身差を付け快勝した。勝ちタイムは1分47秒3(良)で、レースレコードとなった。3着は8番人気グレートベースン。1番人気アサクササイレンは道中内で脚を溜めるも直線伸びず6着に終わった。
勝ったカンパニーは、父が96年日本ダービー(G1)を制したフサイチコンコルド(父Caerleon)の半弟ミラクルアドマイヤ、母ブリリアントベリー(その父ノーザンテースト)という血統。半兄には02年ラジオたんぱ賞(G3)2着のレニングラード(牡5、栗東・音無秀孝厩舎、父トニービン)、芝・ダート問わず活躍中のニューベリー(牡6、栗東・音無秀孝厩舎、父フジキセキ)がいる。新馬戦勝ち後、きさらぎ賞(G3)に格上挑戦するも7着に終わったが、前走はあざみ賞を快勝していた。通算4戦3勝。
なお、同日の阪神9R・君子蘭賞(3歳500万・芝1600m)では石橋守騎手騎乗のジョーファング(牡3、栗東・柴田光陽厩舎、父ミラクルアドマイヤ)が勝利。東西の特別戦でミラクルアドマイヤ産駒の勝利となった。