21日、大井競馬場で行われた南関東3冠第1弾の羽田盃(南関東G1、ダート1800m)は、山田信大騎手騎乗の13番人気トキノコジロー(牡3、川崎・長谷川蓮太郎厩舎)が、直線だけで豪快に差し切って優勝した。勝ちタイムは1分53秒5(良)。2着に2番人気キョウエイプライド、3着に8番人気バックオフゴーが入り、馬単51,480円、3連複203,750円、3連単1,120,270円の大波乱。1番人気に推されたトミケンウイナーは14着、このレース5連覇を狙った石崎隆之騎手騎乗のエーピーライデンは11着だった。
勝ったトキノコジローは父ホリスキー、母ミスコンバット(その父ラッキーソブリン)という血統。昨年の8月にデビュー後、重賞初制覇となった鎌倉記念まで3連勝。続く全日本2歳優駿(交流G1)で10着、年明けのオープン戦でも5着と連敗。羽田盃へは3ヶ月半ぶりの出走だった。通算成績は6戦4勝(うち重賞2勝)。山田信大騎手、長谷川蓮太郎調教師ともに同レース初制覇。