良血馬マゼランが重賞初Vへ。中1週で相手強化と条件は甘くないが、鈴木助手は「1回使って上向いています」と好調をアピール。脚部不安で1年4カ月の休養を余儀なくされたが、重賞3勝を挙げたディアデラノビアの半弟で潜在能力は高い。ハンデも55キロに決まり「ハンデ差を生かしてくれれば。同期のクラシックホースに胸を借りるつもりで」と楽しみにする。

　オペラブラーボは9カ月ぶりの大阪杯(3走前)こそ13着に敗れたが、その後は3、2着に好走。08年後半戦当時の、3連勝を飾った輝きを取り戻しつつある。「前走は鞍上が最高にうまく乗ってくれたこともあるけど、だいぶ復調をしている」と尾形助手。「56キロのハンデも手ごろ。順調に使えているうちにチャンスをモノにしたい」と前を向いた。

提供：デイリースポーツ