目黒記念の覇者キングトップガンは、横山典を背に函館Wで併せ馬。コマノスクアーロ(3歳未勝利)を5Fで1秒7追いかける形で4角で外へ。ゴール前で軽く仕掛けられるとスッと反応し、5F64秒6-38秒1-12秒7で2馬身先着した。「攻め馬に乗るのは初めて。フットワークが柔らかくてパワフルだった。状態は良さそうだね。息遣いがちょっと気になったけど、いつものことらしいから問題ないだろう。動き自体は本当に良かったよ」。横山典の口調も滑らかだ。
鮫島師は「骨折した際に残っていた骨片を、去年取り除く手術をしたんだが、成功だったね。それ以降、馬が良くなった。洋芝は合いそうだし、前走うまく乗ってくれた鞍上もそのままだからね」と期待を膨らませる。遅咲きのマヤノトップガン産駒が、重賞2連勝を狙う。
アクシオンは三浦を背に函館芝で併せ馬。プロヴィデンス(5歳1000万下)を5Fで0秒7追走。直線に入って馬体が合うと、そのままの態勢でゴール板を通過した。5F70秒7-39秒3-11秒8。「感触は悪くなかった。前走の競馬内容は復調気配を感じさせるもの。折り合いが付いたし、洋芝も間違いなくプラスです」と三浦は好感触をつかんだようだ。
提供:デイリースポーツ