中1週で再び新潟へ向かうアースサウンド。水曜朝に新潟入りするため、今週は火曜追いを敢行した。美浦坂路を軽く2本駆け上がり、3本目で本追い切り。終始楽な手応えのまま速いラップを刻み、4F50秒8-37秒8-12秒9を叩き出した。全く疲れを感じさせない軽快な動きに、和田道師はニンマリ。「変わらずいいよ。この時季は調子のいい夏女」と状態面に太鼓判を押す。

　とにかく夏場の新潟では強い。前走Vを含め［3-2-0-0］の成績を誇るドル箱だ。この後はBSN賞(9月3日・新潟)を予定しており、陣営は今夏に3連勝で荒稼ぎを狙っている。「メンバー的にも今回は大丈夫でしょう。新潟は慣れているから輸送も問題なし。いい競馬ができる」と指揮官は自信の言葉で締めくくった。

　サウンドアクシスは前走で1600万下を卒業。「いい脚を見せてくれた。左回りはいいね」と音無師は満足そうに振り返る。中間は短期放牧を挟んで、オープン初挑戦の今回に備えた。「条件的にはピッタリなので。ただ、帰ってきてから少し細いのが気になった。状態に関してのコメントは、追い切りを見てからだな」と話した。

提供:デイリースポーツ