初の直線競馬だったアイビスSDでは11着と敗れたヘッドライナー。「前走は1000mが合わなかったようだし、イレ込みもきつかった。雰囲気が変わるとカッとなるところがあるからね」と山本助手は敗因を口にする。1週前追い切りでは、栗東坂路で4F50秒8-12秒5(一杯)の好時計をマーク。前走の疲れは皆無で、気配は引き続き良好だ。「中間も順調なのであとは自分の形で行くだけ。その方が結果に出ている。先行有利の型にはまるようなら」と巻き返しに期待していた。
格上挑戦だった函館スプリントSで2着と好走したテイエムオオタカ。「4日の木曜に小倉に到着しました。輸送後もトモの肉は落ちていないね」と小野厩務員は説明した。この中間は速い時計こそ出していないが、順調そのもの。「おとなしい馬だが、気の小さなところがあるので、1週間でも現地に滞在できるのはいい。走ることに真面目。函館の競馬を見ていると平たんは合っている」と重賞初Vへ向けて自信をのぞかせた。
提供:デイリースポーツ