連勝を狙う。コウユーヒーローは前走の500万下を5馬身差で完勝。力が違うと言わんばかりの内容に「展開も良かったけど、出来もいい」と大根田師は振り返る。久々だった2走前は12キロの馬体増だったが「太め感はない」と叩き3走目でさらなる上積みを期待する。テーマは得意のスタイルに持ち込めるかに尽きる。「前走は前が引っ張って縦長の隊列に。外を回って脚を使うタイプだからスローになるとつらい。昇級は形だけだからね」と現級で3着5回の実績を信頼していた。
エーシンポルックスも昇級戦。前走は外めを一気にまくる鮮やかな勝利だった。「千七で初めてだね。ああいう競馬ができたのは。川田ジョッキーが新しい面を引き出してくれた。もともと素質があったけど、馬に進歩が見られるし、開花しつつある」と西園師は笑顔で充実ぶりを口にする。
ここ2戦のプレファシオは久々も響いたか。ようやく間隔を詰めて使えるだけに「出来がいい」と藤岡健師は胸を張る。「気持ちの問題だから。ひとまくりの競馬を」と一発を狙っていた。
提供:デイリースポーツ