タッチミーノット、タイトル奪取へ気配抜群/新潟記念

2011年08月25日 11:57

 タッチミーノットが美浦Dで抜群の気配を漂わせた。テンはゆっくり入り、直線は馬場の真ん中を切り裂くように突き進む。わずかに手綱を動かす程度で鋭く反応し、躍動感ある走りで5F68秒5-38秒5-12秒0。「こんな感じでいいでしょう。時季的に暑いからね。前走と同じような感じできている」と柴崎師は、七夕賞(2着)の時とそん色ない仕上がりに表情を緩めた。

 ここまで重賞3戦では6、6、2着。追い込んで届かずの競馬が続く原因は、勝負どころでもたつく癖にある。「とくに右回りはね。一瞬、置かれるような形になる。でも、そこから伸びる馬なんだ。前走で(三浦)皇成もよく分かったんじゃないかな」。手応えが悪くなってから徐々に加速するスタイル。当然、長い直線の新潟コースはベストと言えよう。

「重賞はいずれ獲れると思っていたからじっくり育てた。まあ、そろそろ結果がほしいよね」と締めたトレーナー。初のタイトル奪取へ、機は熟した。

 新潟では4戦3勝、2着1回。得意のコースで重賞制覇を狙うエオリアンハープは、美浦Pで併せ馬を行った。ハイレイヤー(4歳500万下)を2馬身追走し、最後は馬体を合わせてフィニッシュ。5F67秒3-38秒4-12秒0の時計を出した。宗像師も「変わらずいい状態。平たんで直線の長いコースが合っている。前走のような競馬ができれば」と力が入る。

提供:デイリースポーツ

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