アラジの代表産駒、コンガリー引退

2004年05月07日 16:23

 米G1戦線で活躍してきたコンガリー Congaree(牡6、父アラジ)が現役を引退し、来シーズンから種牡馬入りすることが発表された。

 コンガリーは父がBCジュヴェナイル(米G1)勝ち馬で、日本でも供用されていたアラジ、母がMari's Sheba(その父Mari's Book)という血統。当歳時に肋骨を骨折し、1ヵ月半ほど馬房に入りっぱなしというアクシデントもあったが、00年9月に無事にB.バファート厩舎から競走デビューを果たした。3歳時にはウッドメモリアルS(米G2・ダート9f)に優勝し、ケンタッキーダービー(米G1・ダート10f)とプリークネスS(米G1・ダート9.5f)で3着。その年の7月のスワップスS(米G1・ダート9f)で初のG1制覇を果たし、4歳時・5歳時と連覇したシガーマイルH(米G1・ダート8f)、5歳時に制したハリウッドゴールドC(米G1・ダート10f)、カーターH(米G1・ダート7f)を含めてG1・5勝。重賞10勝の成績を残した。アラジ産駒としては唯一のG1勝ち馬となっている。

 一旦は、昨年度一杯での引退が予定されており、バファート師の要請によって今季も現役に留まったが、1月のサンアントニオH(米G2・ダート9f)、そして現役最後のレースとなった5月2日のチャーチルダウンズH(米G2・ダート7f)でいずれも人気を裏切り敗退。引退が決まった。通算戦績は25戦12勝。繋養先や種付料に関してはまだ発表されていない。

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