8日、浦和競馬場で行われた第22回オーバルスプリント(3歳上、交流重賞・ダート1400m、1着賞金2100万円)は、柴山雄一騎手騎乗の4番人気ダイショウジェットが、中団追走から直線で力強く伸びると、2番人気トーホウドルチェに5馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分26秒4(良)。さらに1/2馬身差の3着に5番人気ディアーウィッシュが入り、1番人気ナイキマドリードは3番人気トーホウオルビスと同着の4着だった。
同レースは今年からダートグレード競走に昇格。勝ったダイショウジェットはキャリア52戦目、21回目の重賞挑戦で念願の重賞初制覇。10年サマーチャンピオン(交流GIII)など、これまでに3度の重賞2着があった。
◆ダイショウジェット(牡8)
父:クリプティックラスカル
母:デューティエコー
母父:マグニテユード
厩舎:栗東・大根田裕之
通算成績:52戦10勝(うち地方5戦1勝、重賞1勝)
主な勝ち鞍:11年ポラリスステークス(OP)