先手を奪った4番人気の
シンボリスウィフト(牡、父シンボリクリスエス、美浦・菊川)が鞍上中舘の絶妙なペース運びに導かれ、1分35秒8のタイムで逃げ切り勝ち。2番手から前を追った3番人気の
ステージナーヴが頭差の2着で、行った行ったの決着。さらに首差の3着には11番人気の伏兵
コスモミレネールが差し込んだ。好位のインを追走した1番人気の
フェニーチェは直線で前が壁になり、脚を余す形で4着に敗れた。
 「小細工するなと言われていたし、スタートも決まったので行かせました。まだフラフラして物見もしていたけど、最後まで頑張ってくれた」と中舘。「気がいいので、押さえずに行かせたのが良かった」と笑顔を見せた菊川師は、同舞台の芙蓉S(10月2日・中山)への参戦を表明した。
提供:デイリースポーツ