まさかの評判倒れだ。短距離部門世界No.2のレーティングを引っ提げて初来日したロケットマンは、単勝1.5倍と断然の1番人気に支持された。好位3、4番手を追走したが、勝負どころでエーシンヴァーゴウに外から寄られたこともあり、4角では真っ先に鞍上の手が激しく動く苦しい展開に。直線も馬群のなかでジリジリと伸びただけで4着が精いっぱいだった。
「発走を待たされたことは関係ない。馬は落ち着いてしたし、スタートも良かったが、いつもの力強い伸びがなかった」。そう振り返ったコーツィーは「日本のファンに本来の力をお見せできなくて非常に残念だ」と肩を落とした。
一方のショー師は「外から寄られて、これからという時に控えざるを得なかったため伸びを欠いた」と敗因を分析。デビューからのオール連対記録は22戦目で途切れた。
提供:デイリースポーツ