後方を追走した11番人気のハナズゴール(牝、父オレハマッテルゼ、美浦・加藤和)が直線で外から豪快に伸び、初陣を飾った。勝ちタイムは1分35秒7。1馬身半差の2着は8番人気のチェリーメドゥーサ、さらに首差の3着には2番人気のパストフォリアが入り、3連単は70万円超の高配当。なお、1番人気のウィケットキーパーは6着に敗れた。
「直線で抜け出すときの脚がすごかった。エンジンが暖まるまで時間はかかりますが、しまいのいいタイプ。いやあ、走りますね」と丸田は目を白黒させる。加藤和師も「そこそこ走るとは思っていたけど、こんなに楽に勝てるとは思っていなかった」とうれしい誤算に笑顔だった。