ラッキーオーナーズ引退、豪で種牡馬に

2004年05月18日 14:25

 先月15日に行われたクイーンエリザベス2世C(香G1・芝2000m)に出走し、2.2倍の1番人気に推されるもリヴァーダンサー River Dancerの6着に敗れていた、香港のラッキーオーナーズ Luckys Owners(牡5)が現役を引退し、6月からオーストラリアのウィッデン・スタッドで種牡馬入りすることが発表された。6月30日に渡豪する予定。

 ラッキーオーナーズは父デインヒル、母Miss Priority(その父Kaapstad)、叔父にメルボルンC(豪G1)を勝った Might and Power(セン11)がいる血統。ニュージーランドで生産され香港・A.クルーズ厩舎からデビュー。10戦6勝2着3回という堅実な戦績で昨年の香港マイル(香G1)に挑み、ローエングリン、アドマイヤマックス、テレグノシスら日本からの参戦馬を相手に勝利しG1初制覇。今年に入ってからは香港ダービー(香G1・芝2000m)も勝ち、ワールドシリーズ開幕戦となるクイーンエリザベス2世Cの結果次第では、ワールドシリーズ転戦や安田記念への遠征プランもあがっていた。

 オーナーのカイ・ファイ氏によると、将来は北半球へのシャトル繋養も考えているという。通算成績は14戦8勝2着4回。

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