3番人気のステイゴールド産駒フェノーメノ(牡、美浦・戸田)が途中から先頭に立ち、直線で息の長い脚を使ってそのまま押し切った。勝ちタイムは2分3秒5。首差の2着は直線で猛然と追い込んだ1番人気のシャドウパーティー、さらに1馬身1/4差の3着には5番人気のレッドシャンクスが入った。なお、2番人気のトーセンシーザーは、直線で伸び切れず4着に敗れた。
岩田は「センスがいいね。反応も良かったし、後ろから来れば来るだけ伸びることができる感じだった」と余力残しでの勝利を強調した。「お利口さんで掛かることなく競馬ができていた。長めのところを使っていくことになるかな」と、戸田師はクラシック路線を意識していた。
提供:デイリースポーツ