ハード追いで負荷をかけた。ゴルトブリッツは栗東坂路で足慣らしをしたあと、CWへ移動。6F83秒3-39秒3-12秒7をマークした。「坂路を上がって、長めから追われた割には最後まで踏ん張っていた」と福島助手。前走後は放牧先で英気を養った。「暑かったので夏場は休ませて、ここを目標にしてきた。力を発揮できる仕上げだし、通用する」と整った万全の態勢に力を込める。
快進撃で力を証明し、視線の先にはダートの大舞台がある。「ここはメンバーがそろっているけど、全力を出せる状態。これからの大一番に向けて、いい競馬を期待したい」。充実一途の4歳馬が3個目の勲章獲りを狙う。
シリウスS2着で復活の兆しを見せたキングスエンブレムが、久々の重賞獲りを狙う。最終リハは栗東坂路。素軽さこそなかったが力強い脚さばきで登坂し、4F54秒4-38秒9-13秒6。時計がかかる馬場状態だったとはいえ、松原助手は「動かなかったね」と苦笑い。「状態は悪くない。今回走ってくれれば次以降も楽しみになる」と奮起に期待した。
提供:デイリースポーツ