アドマイヤムーン産駒のキタサンエデン(左)は11月12日京都にスライド(撮影:井内利彰)
11月5日の京都芝1600mで行われる牝馬限定の新馬戦は想定段階で30頭近い出走予定馬がいたが、最終的には27頭が投票し、うち9頭が除外されることになった。
その9頭に入ってしまった中で、ハッピーウィークのように11月6日の新潟芝2000mの新馬戦へ回った馬もいれば、デビューを翌週へスライドする馬もいる。
兄にアドマイヤタイトルなどがいるアドマイヤムーン産駒のキタサンエデンはスライド組。今週の追い切りではDPで追われて6F78.3秒と動いたが「時計は出たけど、あともう少しという感じ」と友道康夫調教師。「来週しっかり動いてくれれば、除外されたことが結果オーライなんだけど」ということで、11月12日(土)京都芝1600mを福永祐一騎手か四位洋文騎手で出走する予定。
今週の坂路を4F51.6秒で動いたオメガセニョリーナは「除外されたのは痛いですね」と松永幹夫調教師。11月12日の1600mは「うちのテムジンを使いますし、原オーナーの馬(オメガマイトガイ)も使うと聞いていますので」ということで、同日の京都芝1200m。なお鞍上はM.デムーロ騎手が予定されている。
6回京都の開幕週からこれだけの除外が出たとなると、次の阪神では権利持ちでなければ、新馬戦に使えない、なんて状況になりかねないだろう。[取材:井内利彰]