秋華賞馬レッドディザイアが引退、繁殖入り

2011年11月04日 17:45

09年の秋華賞を制したレッドディザイア(左)が引退、繁殖入り

 JRAは4日、09年秋華賞(GI)、10年のマクトゥームチャレンジ・ラウンド3(首G2)を制したレッドディザイア(牝5、栗東・松永幹夫厩舎)が、11月5日付で競走馬登録を抹消すると発表した。今後は、北海道千歳市の社台ファームにて繁殖馬となる予定。

 同馬は父マンハッタンカフェ、母グレイトサンライズ(その父Caerleon)という血統。

 09年1月の新馬戦(京都1800m)でデビュー勝ちを収めると、続くエルフィンS(OP)も連勝。桜花賞(GI)、オークス(GI)ではブエナビスタの2着に敗れたが、秋華賞(GI)では同馬の三冠を阻みGI初制覇を達成した。

 翌年はドバイワールドC(首G1)に挑戦。前哨戦のマクトゥームチャレンジ・ラウンド3(首G2)では後方から豪快な末脚で優勝するも、本番では11着に敗れた。また、同年秋にはアメリカ遠征も敢行。フラワーボウル招待ステークス(米G1)3着、BCフィリー&メアターフ(米G1)4着と善戦するものの勝ち星を挙げることはできなかった。11年の8月21日の札幌記念(GII)・3着が最後のレースとなった。通算成績14戦4勝(うち海外4戦1勝、重賞2勝)。

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