ディスティンドフォーグローリー(右)が勝利/香港マイルTR(提供:土屋真光)
現地時間20日、香港・沙田競馬場で行われた香港マイル(12月11日 香G1)の前哨戦、香港ジョッキークラブマイルトロフィー(3歳上、香G2・芝1600m、12頭立て)は、ティム・クラーク騎手騎乗の単勝22.95倍で5番人気のディスティンドフォーグローリー(セン4)が、先に抜け出して押し切りを図った今年のクイーンエリザベス2世カップ(香G1)の勝ち馬で圧倒的1番人気のアンビシャスドラゴン(セン5)をゴール寸前で短頭差とらえて勝利した。勝ちタイムは1分34秒86。今年のチャンピオンズマイル(香G1)の勝ち馬エクステンション(牡4)は3/4馬身差の5着、昨年の香港マイル(香G1)の勝ち馬ビューティーフラッシュ(セン6)は1馬身1/4差の6着に敗れた。
ディスティンドフォーグローリーは通算15戦5勝。10年にアイルランドでWade Gilesの名前でデビューし5戦2勝の戦績を残して香港に移籍。移籍前の最後のレースとなったダイアモンドS(愛G3)では、今年のシンガポール国際カップ(星G1)を勝ったジターノエルナンドの2着だった。これがキャリアを通じて初の重賞勝利。本番は香港マイルに出走予定。
【勝ち馬プロフィール】
◆ディスティンドフォーグローリー(セン4)
父:Azamour
母:Tekindia
母父:Indian Ridge
厩舎:香港・J.ムーア
(※年齢表記は生産国に準じる)